どこで矯正治療を受ければイイの!?

「矯正治療」ってドコで受ければ良いのでしょう!?

私たちは、患者様から初回の矯正相談の時に、
「歯並びや咬み合わせの悩みはずっとあったけれど、どこの病院で診てもらったらいいかわからなかった」
とか、

「口元がずっと気になっていたけど、前通っていた歯医者さんでは『全然大したことない、気にするほどではない』と言われて…。」
とお悩みを打ち明けられることがあります。

さて、日本には10万人を超える歯科医師がおり、約7万件近い歯医者があります。
その中で、歯並びの治療をしようと思ったときに、どこへ行けばいいのか…

『「矯正治療」って、そんな特殊なことでもないでしょ!?今やどこの歯科医院でも診療科目に矯正歯科があって、どこでもやってくれるよ。』
そんな声が聞こえてきそうです。

そうなんですよね、

矯正歯科は、特殊な技術が必要な専門性の高い治療でありながら、専門で研修の有無やその先生の経験に関わらず、日本では、歯科医師であれば歯科矯正の看板をかかげて矯正治療を行うことができるのです。

ところが、

矯正治療は一度始めると2~3年程度かかる継続的な治療。

と、いうことは、

一人の患者様を治すのにそれだけの年数がかかるのですから、ある程度の年数研修を積まなければさまざまな歯並びの状態の患者様を治療した経験を積めないということなのです。

でもドクターの経験なんて、どうやって知ればいいのでしょう…。

重要な医院選び、さあ、どこへ行けばいいのか。
最近、日刊ゲンダイでこんな記事が取り上げられました。

子供の「歯の矯正」 受診前に確認すべき6つのポイント
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/158332/1

記事を読むと、いくつかのポイントが紹介されています。

1)頭部X線規格写真(セファロ)検査をしている
2)精密検査を行い、それを分析診断した上で治療をしている
3)治療計画、治療費用について、治療前に詳細に説明をしている
4)治療中の転医やその際の治療費精算まで、治療前に説明をしている

これは、矯正歯科医の立場からすればどれも当たり前な話ですが、案外そうでもないところも多いようです。

そして、先日NHKのあさイチを見ていたら、
「大丈夫?こどもの歯の矯正トラブル!」
という特集をやっていました。

先ほど、日刊ゲンダイの記事の内容のような話が取り上げられています。
患者様へこういった情報を周知していくこともとても大切なことなんだな、と痛感しました。

いろいろ書いてみましたが、最終的に医院を選ぶときのポイントは先生との「相性」、これが一番大切なことだと思います。

長期間にわたる治療、フィーリングが合わないと長く通い続けることができないですよね。
「矯正相談」でぜひお悩みをぶつけてみてください。

□当院の「歯科矯正治療の流れについて
□当院の「矯正精密検査について