矯正歯科の目標

“キレイに並んだ”ことだけが矯正歯科の治療目標ではありません。

「審美」：整った歯並びと美しい口元、
「機能」：健康的で正しい咬み合わせ、
「安定」：長期に健康的な状態を保てる、歯並びを目指します。

私たちは、この「審美」「機能」「安定」３つを達成するように、治療を行っています。

「審美の目標」について

口腔内

上下の歯の真ん中が合った、左右対称な美しいアーチ

顔貌（外見）

横顔

美しい口元（口唇がエステティックライン上あるいはラインより内側）

整った口元の例

治療前

治療後

治療前、Eラインよりも出ていた口元も、治療後にはEライン内に収まり、リラックスしていてもお口も閉じやすく、スッキリしているのがわかります。

正面

魅力的なスマイルライン（笑ったときの上の歯並びのラインが下唇のラインと一致している）

治療後、笑った時、キレイに並んだ上の歯並びがすべて見えるが、歯ぐきはわずかにしか見えない状態を達成しています。

「機能の目標」について

山と谷が咬み合った１対２歯咬合　　犬歯・前歯のガイドが取れ、咬合干渉のない咬合

1歯対2歯咬合

良好な前方運動

良好な犬歯誘導

顎関節症を誘発せず、歯ぎしりによる歯の咬耗を起こさない、健康的な咬み合わせを理想とします。

「安定の目標」 について

長期にわたり健康な歯列が安定する治療

保定開始時

保定中（治療後3年）

保定終了後（治療後5年）

審美上、機能上の目標が達成されると、長期にわたって安定した咬合を得ることができます。