保定について
歯並びが整い、矯正装置を外した!=矯正治療がすべて終了 したわけではありません。
矯正装置を外した後は、長い時間をかけてきれいに整えた歯ならびを安定化させる期間(保定期間)に入ります。
どうして保定(リテーナー)をする必要があるの?
矯正治療中の歯の移動は歯の周囲の骨が溶けたり、新しくできたりして起こります。
このため、歯の移動が終了し装置を外した後も、しばらくは歯の根の周囲の骨が落ち着いていないため、歯はグラグラしています。
また、歯と歯ぐきを結んでいる繊維は治療後すぐには形が変わらず、新しく並べた歯の位置から元の位置に引き戻すような力が歯に加わっています。
そのため、歯の周囲の骨がしっかりと締まって、歯と歯ぐきを結んでいる繊維の形が新しい歯の位置になじむまでのしばらくの間、リテーナーを使用することで歯を押さえて、「後戻り」を防ぐようにします。
どんな装置を使うの?
主に上あごで使う装置
Q.C.M.リテーナー(取り外し式)
クリアリテーナー(取り外し式)
主に下あごで使う装置
Fixリテーナー
どのくらいの時間、いつまで使うの?
食事と歯磨き時以外は24時間装着します。
リテーナーになって1年過ぎた頃から、徐々に歯の位置が落ち着いてくるので、定期的な観察をしながら、夜間のみの使用など、徐々にリテーナーを外す時間を増やしていきます。リテーナーが必要な期間は、矯正装置をつけた動的期間と同じくらい、2年~3年ほどといわれています(個人差があります)。
リテーナーを外したあとでも、加齢等により後戻りするケースがあるので、美しい歯並びを生涯保つために、リテーナーをより長期間装着した方が良い場合もあります。
せっかく頑張ってきれいになった歯並び、大切にしたいですね!
クリニックについて
- 6つの特徴
- ドクター紹介
- 日本矯正歯科学会認定医とは?
- 医院案内・アクセス
- 治療例
矯正治療について
- カウンセリング(矯正相談)
- 矯正治療の目標
- 治療の流れ
- 大人の治療
- 子どもの治療
- 装置の種類
- 舌側矯正
- マウスピース型矯正装置
- 部分的な矯正治療(MTM)
- 口唇口蓋裂の矯正治療
- 外科的矯正治療
- 歯科矯正用アンカースクリュー
- 口腔筋機能療法(MFT)